顧客からの相談をチャンスに変える!当社との協業スキーム
顧問先の声から始まる「課題発掘」
士業やコンサルタントにとって、顧問先から日々寄せられる相談は何より貴重な情報源です。
「最近、資金繰りが厳しい」「取引先からの支払いが遅れている」「もう会社を畳んだ方がよいのではないか」――。こうした声を耳にすることは珍しくありません。顧問先はまず身近な士業に相談を持ちかけます。しかし実際には、単独の士業だけで解決できる範囲には限界があります。資金繰りの調整一つとっても、金融機関交渉・再生計画・法的整理の検討など多面的な対応が必要です。
ここで重要なのが、顧問先の課題を「チャンス」に変える発想です。顧問先の苦境を自分一人で背負い込むのではなく、連携できる専門家やネットワークを活用し、最善の解決策を提示すること。それが顧客満足度を高め、結果的に士業の信頼と評価を強固にします。
当社の「協業スキーム」とは
株式会社事業パートナー九州は、まさにこの連携を前提とした「協業スキーム」を整えています。顧問先からの相談を当社に紹介いただくと、まずは現状分析を実施し、問題の本質を見極めます。その上で、最適なソリューションを設計し、必要な士業の先生方にご協力をお願いする流れです。
例えば、資金繰り問題の場合は以下のような役割分担が考えられます。
・当社:金融機関との交渉支援、再生計画策定、資金繰り表の作成
・税理士:月次試算表・決算数値の整備、納税計画
・弁護士:契約見直し、債権回収の法的対応
・社労士:人件費削減のための制度設計、助成金活用
・行政書士:補助金申請、許認可変更手続き
当社は「総合調整役」として案件全体を管理し、士業の先生方が専門分野で力を発揮できる環境をつくります。顧客は一気通貫で支援を受けられるため安心でき、士業は信頼を損なうことなく顧客に最善を尽くせます。
協業のメリット
1 顧客へのワンストップ支援
複雑な課題でも、専門分野を超えて解決できる体制が整います。
2 士業自身の評価向上
「相談して良かった」と顧客からの感謝が増え、紹介者としての信頼度も高まります。
3 新たな収益機会の創出
顧客課題の解決に伴い、士業自身に追加業務(登記、契約、税務調整など)が発生します。
事例紹介
ある建設業の経営者が税理士に「もう資金が持たない」と相談したケース。当社が介入し、銀行との交渉を行い返済猶予を獲得。税理士は会計管理の改善を担当し、社労士は人件費圧縮策を提案。顧客は破産を回避でき、「顧問税理士を信頼してよかった」と評価しました。
今後の展望
人口減少・物価上昇・人手不足と、企業環境は厳しさを増しています。士業一人では支援できない課題が増えるのは必然です。顧問先からの相談を「連携のきっかけ」として当社に繋いでいただくことが、顧客を守り、自らの業務拡大にも直結します。