中小企業の「カーボンニュートラル」の取組み
少し古い話になりますが、2023年1月6日、北九州市商工会議所の「新年賀詞交歓会」のご来賓の方々のご挨拶に出てきた「キーワード」を示します。
・カーボンニュートラル、GX:グリーントランスフォーメーション、洋上風力発電
・DX:デジタルトランスフォーメーション
・SDGs
・コロナ禍、資材・原材料の高騰、事業承継、賃金アップ、人材育成
・企業誘致、インフラ整備、スタートアップ支援、パートナーシップ宣言
今回、この中の「カーボンニュートラル」の中小企業の取組みについて紹介します。
地球温暖化を防止するために、世界各国で「
なぜ中小企業でも取組む必要があるのか?
カーボンニュートラルは、
1 法律への明記
2021年に「地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)」
2 国内サプライヤーからの要請
製品の材料から、製造、輸送、販売、使用、
3 海外企業からの要請
カーボンニュートラルの取組みは、
4 地方自治体の取組みへの協力要請
「温対法」では、
中小企業が取り組むメリット
カーボンニュートラルへの取組みは、
1 自社のエネルギーコストの低減
設備投資や生産プロセスの改善等により、
2 売上の拡大
上記に示したようにサプライヤーからの要請に対して、
3 知名度や認知度の向上
国の認証制度や行政機関等の公表などで会社の知名度や認知度が向
4 資金調達の面で有利
今後、金融機関は、
5 社員のモチベーション向上
気候変動という社会課題に取り組む姿勢を示すことで、
中小企業の取組みポイント
第1ステップ:自社の排出量を把握する
排出量の把握に関しては、
温室効果ガスの排出は、
第2ステップ:省エネルギー・排出量削減の余地の発見
エネルギー使用量や排出量を把握することで、月別推移、
現在、この診断の実施、アドバイスを行う機関がありますので、
第3ステップ:改善取組みの実施
第2ステップで見いだした削減余地について、
<カーボンニュートラル・アクションプラン>
経済産業省では、
カーボンニュートラルに関係する補助金
中小企業が活用できる「カーボンニュートラル」
*補助金の相談は無料で対応しています
1 省エネ補助金
(先進的省エネルギー投資促進支援事業費補助金)
省エネルギー性能が高い設備や機器への更新を、先進事業、
2 事業再構築補助金(グリーン枠)
既存事業から、時代の経済社会の変化に対応するため、
3 ものづくり補助金(グリーン枠)
温室効果ガスの排出削減に資する革新的な製品・
4 IT導入補助金
自社の課題やニーズに合ったITツールの導入を通じて、
上記の他にもクリーンエネルギー自動車対象の補助金もあり、
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