松本社長の経営に役立つ話(8)リース契約 - 事業パートナー九州 北九州市(福岡県)経営コンサルタント

松本社長の経営に役立つ話(8)リース契約

連載として、当社「(株)事業パートナー九州」の連携先の「(株)事業パートナーの松本光輝社長」のコラムを紹介しています。今回は第8回目です。経営のヒントとしてご活用下さい。

第1回目(1)「第二会社方式」はこちら

第2回目(2)「廃業時の借入金対応」はこちら

第3回目(3)「事業承継・後継者育成」はこちら

第4回目(4)「借入上限額」はこちら

第5回目(5)「経営者保証のガイドライン」はこちら

第6回目(6)「連帯保証人」はこちら

第7回目(7)「事業承継時の連帯保証人」はこちら

松本社長の紹介は最後に記載

 

資産取得の選択肢:リースか購入か、最適解を考える

こんにちは、松本光輝です。経営において資産をどのようにして取得するかは、非常に重要な意思決定の一つです。今回は、リース契約と直接購入、それぞれの選択が経営に与える影響について、私の視点からお話しします。

直接購入の利点と注意点

購入を選ぶ大きな利点は、その資産が企業の「所有物」となることです。これにより、使用に関する制約が少なく、必要に応じて自由に売却や改良が可能です。また、初期の出費は大きいものの、長期的にはコストパフォーマンスが良好となり得ます。

しかし、この選択は企業のキャッシュフローに大きな影響を及ぼすため、資金繰りが厳しい場合には不向きかもしれません。また、銀行からの借入が伴う場合、その信用度によっては選択肢が制限されることも考慮する必要があります。

リース契約の魅力とその裏側

リースの最大の魅力は、大きな初期投資を必要としないことです。月々の支払いで済むため、キャッシュフローを維持しながら新しい機器を導入できます。また、リース料は全額が経費に計上できるため税務上の利点も大きいです。しかし、総支払額は購入時より多くなる傾向にあり、契約期間中は所有権がリース会社にあるため、柔軟性に欠けます。また、契約を解約したい場合には高額な違約金が発生する可能性もあります。

経営者としての判断基準

結局のところ、リースと購入どちらが適しているかは、貴社の財務状態将来計画によります。利益を出している会社ではリースの方が税務上有利かもしれませんが、長期的なコスト削減を目指す場合は購入が望ましいでしょう。銀行との関係や資金繰りの状況にも左右されるため、全ての選択肢を慎重に検討することが重要です。

 

資産の取得方法を選ぶ際には、これらのポイントを考慮に入れ、より良い経営判断を行っていただければと思います。それでは、また次回のブログでお会いしましょう!

 

当社「(株)事業パートナー九州」にご相談頂ければ、案件によっては「(株)事業パートナーの松本社長」と連携して事業再生・事業承継等に取り組みます。

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<松本社長の紹介>

1948年生まれ。40年間飲食業を中心に7業種の会社を経営。

バブル崩壊時に「25億円」の負債を抱えるも5年で解消。自ら事業再生を経験。その時の知識・経験を活かして事業再生請負人として活躍中

18年間で「600社以上」の事業再生に取組み、多くの苦悩する経営者を救済してきました。

また、「7,000名を超える税理士」が松本社長の「経営改善セミナー」を受講。

「危機に陥らない経営手法」を伝授しています。

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