補助金の全体像
先日(6月14日)九州志士の会主催の「6省庁横断 施策勉強会」に参加しました。
このような、複数の省庁の施策を同一の勉強会で聞けるのは、全国的にも例がないとのことです。(ある大学の先生のお話)
これは、九州志士の会の会長、理事の方のご尽力によるものと感謝しています。
中小企業の支援を行っている士業・コンサルタントの方、約50名が参加されました。
補助金の全体像
今回、この中で、経済産業省の説明の中の補助金の施策について紹介します。
中小企業の成長のために、従来の補助金に加え、新たな補助金を創設しています。今回の説明では、一連の補助金を会社規模(成長段階)に対応して紹介していました。とても分かりやすい図なので示します。
創業企業から小規模企業(事業者)、中小企業、中堅企業、それぞれに対応する補助金が分かりやすく示されています。
主要補助金の概要
ものづくり補助金
● 新製品・新サービスの開発や海外需要開拓等に必要な設備投資等を支援します。
第20次公募:7月25日(金)締め切り
*以降の公募の日程は不明
中小企業新事業進出促進補助金
● 既存の事業とは異なる、新市場・高付加価値事業への進出にかかる設備投資等を支援します。
第1回公募:7月10日(木)締切り
*以降の公募の日程は不明
事業承継・M&A補助金
● 後継者不在や経営力強化といった経営資源引継ぎ(M&A)のニーズをもつ中小企業者が、経営資源の引継ぎに際して円滑に進めるために必要な費用の一部を支援します。
第11次公募:6月6日(金)締切り済み
*第12次以降も複数回公募実施予定
小規模事業者持続化補助金(創業型)
● 創業後3年以内の小規模事業者を対象に、商工会・商工会議所と一体となって経営計画を作成し、当該計画に基づいて行う販路開拓等の取組をを支援します。
第1回公募:6月13日(金)締切り済み
*第2回公募以降も複数回公募実施予定
現状・今後の事業計画に合わせて補助金を活用
補助金活用の前提は、「事業計画」です。その事業計画を具体化する手段としての補助金活用です。事業計画に沿っていない補助金を取得すると、逆に損失になる可能性もあります。
当社では、事業計画の策定とその中での補助金の活用を支援していきます。