松本社長の経営に役立つ話(25)事業計画の必要性
連載として、当社「(株)事業パートナー九州」の連携先の「(株)事業パートナーの松本光輝社長」のコラムを紹介しています。今回は第25回目です。経営のヒントとしてご活用下さい。
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事業計画の必要性
今日は!! 事業再生専門会社、株式会社事業パートナーの代表松本光輝です。
私共は企業の収益改善や銀行対策を専門に行っています。
今回は、事業計画の必要性について紹介します。
※事業計画はなぜ必要なのか?
夢の達成? 目標の達成? 会社資産増加? 個人資産増加? 事業承継?
事業計画とは、自社が将来あるべき姿に到達するための道筋を示したものです。将来を正しく予想することは不可能ですが、可能性の高い状況を把握して、それに合わせた施策を考えておくことにより、計画と実際が異なった場合でもスムーズに対応することができます。
大多数の中小企業経営者は、多大な苦労をして長年にわたって自分の会社を経営してきました。ここで疑問?
なぜ、起業してから10年継続できる会社が数パーセントしかないのか?
その原因は、「仕事のやり方は熟知してはいるが、経営の勉強はしていない」ことです。
経営者が「良く知っていること」と「良く知らないこと」を示します。
≪ 良く知っていること ≫
・仕事のやり方 ・仕入れの仕方 ・商品の売り方
≪ 良く知らないこと ≫
・銀行対応 ・商品開発 ・税金対策 ・財務改善 ・法律知識
・生産性向上 ・資金計画 ・売上、利益増加
・情報収集対応 ・社員レベル向上 ・効果的な考え方
今までは「良く知っていること」のみで会社の経営はできましたが、これからの経済環境の中では、従来のやり方では通用しません。
これからの5年間は「いかに生き残るか!!」をテーマにして経営を行わなければなりません。
ならば、ドンブリ経営(自己満足経営)を止めてしっかりした『事業計画』が必要です。
当社「(株)事業パートナー九州」にご相談頂ければ、案件によっては「(株)事業パートナーの松本社長」と連携して事業再生・事業承継等に取り組みます。
<松本社長の紹介>
1948年生まれ。40年間飲食業を中心に7業種の会社を経営。
バブル崩壊時に「25億円」の負債を抱えるも5年で解消。自ら事業再生を経験。その時の知識・経験を活かして事業再生請負人として活躍中。
18年間で「600社以上」の事業再生に取組み、多くの苦悩する経営者を救済してきました。
また、「7,000名を超える税理士」が松本社長の「経営改善セミナー」を受講。
「危機に陥らない経営手法」を伝授しています。
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