松本社長の経営に役立つ話(29)社員第一への変革
連載として、当社「(株)事業パートナー九州」の連携先の「(株)事業パートナーの松本光輝社長」のコラムを紹介しています。今回は第29回目です。経営のヒントとしてご活用下さい。
バックナンバーは最後に記載
「お客様第一」から「社員第一」への変革
こんにちは。事業再生専門会社、株式会社事業パートナーの松本光輝です。 今回は、中小企業経営において「お客様第一」から「社員第一」への変革が重要です、という話をさせていただきます。
これからの時代、人的資本の活用こそが企業の将来利益の源泉となります。特に中小企業では、大規模な設備投資が難しい分、従業員といった無形資産に投資することが将来の利益をもたらします。実際、AppleやGoogle、ユニクロといった大手企業は、人材に対して徹底した投資を行っています。この考え方は中小企業にも有効なのです。
また、現代の若者、特にZ世代は、「一度きりの人生をただ一つの会社に捧げる」という価値観はありません。一つの会社でずっと働くのではなく、キャリアアップや自分に合った職場を見つけるために複数の会社を経験することを選ぶ傾向が強いです。経営者は、この点を認識する必要があります。
中小企業経営者としては、目の前の業務に追われる日々が続きますが、長期的な視点で「従業員第一」の経営を考えることが危機回避にもつながります。
「経費」ではなく「未来の利益を生む資本」という考え方、組織全体で社員の成長をサポートすることで、企業自体が成長し、強くなるのです。
未来を見据えた経営を一緒に目指して頑張りましょう。
当社「(株)事業パートナー九州」にご相談頂ければ、案件によっては「(株)事業パートナーの松本社長」と連携して事業再生・事業承継等に取り組みます。
<松本社長の紹介>
1948年生まれ。40年間飲食業を中心に7業種の会社を経営。
バブル崩壊時に「25億円」の負債を抱えるも5年で解消。自ら事業再生を経験。その時の知識・経験を活かして事業再生請負人として活躍中。
18年間で「600社以上」の事業再生に取組み、多くの苦悩する経営者を救済してきました。
また、「7,000名を超える税理士」が松本社長の「経営改善セミナー」を受講。
「危機に陥らない経営手法」を伝授しています。